おすすめ製品|西陣 浅田綴

おすすめ製品

唐花道長

道長取りに唐花を散らした華やかで上品な模様です。
斜めに緩やかに流れ変化に富む雅やかな曲線で囲んだ模様を、道長取り
と言います。これは、藤原道長が好んだためこの名前がつきました。
お腹は手先の方向によって違った色を楽しめます。
地色は、金糸を絡めた糸で織っていますので、訪問着から留袖までお使いに
なれます。

 

もちろん伝統工芸士による手織りでございますが、柄の部分だけ紋紙を使用し合理化して織っています。そのため、爪掻きとは異なり柄の部分の裏に色糸が見えます。太古のところは仕立で隠れますが、お腹は柄により沢山色糸が見える場合がありますのでご了承下さい、ご使用には全く差し支えありません。



仕立

帯地は厚手なので帯芯を入れる必要がなく、垂になる部分を 3尺(約115cm)ほど太鼓の裏側に引き返して両端をかがります。手先は1尺(約40cm)ほど半巾にして端をかがって仕立ます。仕立は熟練した仕立師による本仕立(耳のタテ糸を数本抜いて、できたすき間に糸を通して閉じ合わせていきます)手先が全部かがってないので、帯巾を自由に調整することができます。ミシン仕立が多い昨今、本仕立することにより帯の格も上がります。

 

西陣の帯証紙

メガネ型証紙とも言い、西陣の帯には西陣織工業組合が発行する証紙が必ず貼付されています。この証紙に生産者番号、帯地の種類、繊維の組成などを表示、生産者の責任を明確にするとともに、西陣のデザインと技が作り上げた西陣製品であることを証明してます。黄色が絹100%、金属糸など使用の袋名古屋(紋つづれ帯がこれにあたります)袋帯、名古屋帯などに貼付され、紫色が絹100%、金属糸など使用で伝統の技で織られた爪掻本綴帯にのみ貼付されます。お客様にお届けする帯には保証書に紋つづれ帯には黄色の、爪掻き本つづれ帯には紫の帯証紙をつけてお届けします。

 



帯のお手入れ、保存の仕方

汗や湿気は変色やカビの原因になるおそれがあり、カビが生えるとシミ抜きをしても汚れが落ちないこともあります。汚れやシミが見つかった場合はお早めに専門家にお任せ下さい。
当社でお買い上げになったつづれ帯は、責任をもってシミ抜きや丸洗い等アフターケアをさせていただいておりますので、ご相談下さい。
結びジワは当て布をして低音のアイロンをかけて伸ばします。高熱アイロン及び蒸気アイロンは金銀糸をいためますので使用しないでください。
帯を解いた直後の体温が残っている間に、手でシワになっているところを伸ばしていただくだけでもずいぶんシワが伸びますので、1度試してみて下さい。そして、風通しのよいところで少し陰干しをしておしまい下さい。
帯をおしまいになる時は、防虫剤、防湿剤は直接生地に触れないようにお入れ下さい。



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