京都・北白川に映る月に、有職文様である花菱を浮かべ、静かな古都の風情と幻想美を描写した帯です。
シンプルなボカシを配し、全体を落ち着いた色でまとめました。紬など、織りのきものにふさわしい全通柄の帯です。
名も知らぬ浜・・・寄せては返す幻想的な波。どこか懐かしい思いが、青春の1ぺージのように甦ってきます。
市松文様を大胆にアレンジし、モノトーン仕上げにしました。カジュアルなシーンに合う逸品を創作しました。
落ち着いた濃淡の中に、牡丹文様を敷き詰めました。多くの手間と時間をかけた高級感を醸し出す全通柄の帯です
全体をおぼろにボカシ文様だけで表現した全通柄です。どんなきものにも合わせやすく、締めやすい帯です。
四季の美しい風物という意味の雪月花。一方京都では、戦乱や災害からの復興を意味しているとも云われれています。
彩藁(わら)で編んだ綱の文様は、いかなる時も人と人のつなりを大切にしていただきたい、そんな思いを込めました。伝統ある最高の技術と芸術感覚を余すことなく織り込んだ日本美の象徴です。